MonsterFlux9Vを使った簡単なT10ウェッジLEDバルブの作り方 

少し高度なNSDW570GS-K1 3灯はこちら

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 今回の材料たちです。
 半球体T10ウェッジベース2個
 MonsterFlux9V 2個
 抵抗・スイッチングダイオード各2個
 フレキシブル基板(小)1枚
 カッティングシート1枚
 
 
 
カッティングシートは基板裏面に貼ります。
 
ランド(はんだ付けするプリント部)が無い側です。
 
 
  
   
 
 
張ったところです。
 
少し大きめに。
 
3cm幅くらいあれば問題無いでしょう。
  
 
 
 
後でウェッジベースと合わせるために
 
少し余裕を持たせて位置決めをします。
 
実際の穴は反対側から開けます。
  
 
   
 
穴開けをして、
反対から入れてみました。
 
先の尖ったものなら簡単に開きます。
 
LEDを強めに押し込んでも開くくらいです。
  
 
    
 
 
実際の穴開けをしたところ。
 
 
 
 
  
 
    
 
 
思い切って切ります。
 
もちろんハサミで簡単に切れます。
 
ここも余裕をもって切るのがコツです。
  
 
     
 
切り取ったところです。
 
今回はLEDを押し込んで開けたので
足の形が残ってますね。
 
  
 
      
ランド側から見たところです。
 
黄色い○が、穴の開いている所です。
 
 
 
  
 
 
   
 
さらに穴を4個開けます。
 
LEDの+-の間に。
便宜上、a a' b b'とします。
 
 
 
aから抵抗のリードを差し込みます。
 
抵抗に極性は無いので、
どちらを差し込んでもOKです。
 
   
 
 
 
a'からリードを戻します。
 
 
ヘアピンのようですね。
 
  
 
 
さらにペンチで引っ張って
 
こんな感じで基板と密着させます。
 
念のためですが
a-a'とリードが通ります。
 
 
 
 
次はスイッチングダイオードです。
 
コンパクトですので、
今回のような題材にピッタリです。
 
通常の整流用ダイオードと同じように 
ラインが入っている側がマイナスです。
 
 
スイッチングダイオードのプラス側を
b→b'に差し込みます。
 
こちらは極性があるので
ライン側を差し込まないように!!
ここが抵抗と違うところです。  
リードの戻し方は抵抗と同じです。
次にLEDを入れます。 
 
スイッチングダイオードのリードを
LED側に曲げます。
 
LEDのマイナス側の端子に
リードを接触させます。
 
 
 
念のためですが、横から見た図です。
 
LEDのマイナス側、とは
ベース部の金属が大きい方です。
 
ダイオードのラインが
LEDのマイナス側に来ていますね。
 
 
同じように、抵抗のリードを
LEDのプラス側に接触させます。
 
 
プラス側、とは
LEDのベース部が小さい方です。
←のようでしたら配線はOKです。
 
 
後ははんだ付けをするだけです。
 
それぞれのリードと
LEDの足をはんだ付けし、
余ったリードは切ります。
  
 
 
 
 
正面から見ると
aから抵抗が入り、a'に抜け
LEDのプラス側にはんだ付け
 
bからダイオードが入り、b'に抜け
LEDのマイナス側にはんだ付け。
 
使用しない側のLEDの足も
はんだ付けしておきましょう。
 
 
後はウェッジベースに入れるだけ。
 
抵抗のリードと
ダイオードのリードが、
ウェッジベースの下部に抜けて
電極の役目を果たします。
 
 
 
これでOK。
 
後ははみ出た基板を
切ってしまえばOKですね。
 
もちろんはさみでOKです。
 
   
 
少しアラが目立ちますがw
こんな感じでT10バルブができました。
 
切断部を綺麗にするためには
良く切れるはさみが必用です。 
←あまり切れないニッパだったのでw
 
横から見た図。
 
問題無くT10バルブになってます。
 
後は足を折り曲げるだけです。
  
 
 
 
 
MonsterFlux9Vは
150°ですので、
拡散性もバッチリです。
 
あふれ出る光に驚かれるでしょう。
  
技術の進歩は素晴らしいですね・・・
 
完成しました。
左右を完成させるまで、
慣れた人でしたら
10分程度でできると思います。
 
このページを読み込んでいただき、
LED工作簡単そうじゃん、
と思っていただければ嬉しいですね!!
 
補足説明
Q:なんで配線をヘアピン状に加工するの?
 腕に自信がある方でしたら、LEDの足に直接リード線をはんだ付けして作成したほうが簡単ですので、お勧めです。
 ですが、今回のテーマは「とりあえず、はじめの一歩のLED工作」を主眼にしましたので、万一ハンダ不良等があっても
 そこそこの強度と安定性がある設計としました。強度はリード線と基板で出しているので、
 万一のことがあっても、LEDがヘッドライト内に落ちていきにくい設計なんですね。
 
Q:基板はなくちゃダメ?
 上記はあくまで一例、ですので、基本を理解されましたら、後はご自分で好きなように作成されるのが一番だと思います。
 ですので、基板もカッティングシートも、究極をいえば不要です。
 
 完成品点灯画像
 

こんなお手軽にここまで明るい!!

電球との比較は以下をどうぞ

↑純正ポジション↑
↓MonsterFlux9V1灯バルブ↓

条件を揃えて撮影。フォグは純正電球。
LED1灯でここまで拡散して明るいのに注目してください。

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