プレオ LED40灯電球+回路

画像・コメント(太字部分)提供/yuutarou様


依頼シリーズ第2弾のプレオにLED化の注文が入りました!
内容は「おぬしのインプと同じようにLED化できる?」というものです。
無加工ということですので、ここはLED電球にすることにしました。
値段の交渉もありましたので、LEDは依頼者本人に購入してもらいました。
(自分のところにも、LEDの在庫がないもんで・・・・・・・)

まずは、完成の画像を見てください。


昼間の撮影で、昼間モードのブレーキです。
純正の反射板をフルに活用した、クッキリ丸形!
これは、自分自身も驚きです!


夜間の撮影で、昼間モードのブレーキです。
インプといい勝負です! 


夜間の撮影で、夜間モードのブレーキです。
画像では、クッキリ赤いのが伝わらないのが残念です。


昼間の撮影で、昼間モードのハザードです。
実際に見てみると、黄色に近いアンバーですので、
着色等の改良が必要のようです。
(今までの経験から、これでは車検に通らないでしょう。)


夜間の撮影で、昼間モードのハザードです。
昼間の撮影後に着色してから装着したので、ちゃんと橙色に光ってます。


夜間の撮影で、夜間モードのハザードです。
減光回路もバッチリ機能してます。
最初は、こんなにスムーズにいきませんでした。

次に、LED電球と、回路の写真です。
「無加工でお願い!」ということでしたので、
色々な工夫をし、自分も勉強になりました。


ブレーキ/テール用LED40灯電球です。
テール時に10灯、ブレーキ時に40灯点灯します。
この電球には、抵抗やダイオード等の回路は内臓されてなく、
単純にLEDを接続しただけのものです。
ほぼ電球サイズで、40個ものLEDをつけるには、
どうしても、回路を省く必要がありました。


左はウインカー用LED40灯電球です。
橙色にするために、レンズ着色塗料をシンナーでうすめて塗布しました。
右は抵抗とダイオードを内臓した「LED電球用変換コネクタ」です。
実は、省かれた回路はこんなところにちゃんとあるんです。
普通の電球に戻したいときは、LEDとコネクタをセットで外してしまえばいいのです。

(セットで使わないと、LEDが壊れてしまいます。)


エンジンルームとフェンダー内にある主回路です。
今回のは、インプより画期的なものができたので紹介します。
プレオはプラスチックヘッドライトですので、
純正より大きなワット数のバルブは使用できないので、
ハーネス類は細いものを使用してます。
脱着もワンタッチですので、いつでも簡単に純正に戻せます。
自分のインプもこんな感じに改良したいと思います。


左は、主回路で、スイッチング回路はシングルチャンネルですが、
ハイとローと減光とを、別々のトランジスターで制御してます。
インプの場合は、独立してましたが、ローと減光が同じトランジスターを
使用していたので、頻繁にスイッチを操作すると、一瞬「パッ」と、
点灯してしまうことがありましたが、
今回のでは、そのような不具合が解消されています。
FETはインプと同じ「Pチャンネル」のものを使用しています。
右は、主回路基板半田面で、プリント基板化を考えて、
改良を重ねて、シンプルにしました。
(車両に取付する前にシリコンでしっかりと防水してから取付します。)

ハイマウントや、リアフォグも欲しがっている様子でした。
今後が楽しみです!
(まずは自分のインプにリアフォグをつけてから・・・・・)



「無加工」は外せない!! という方も多いですが、
こういう解決の仕方もあるんですね〜!!
配線には加工が必要となりますが、
車両には手をつけない、という点ではなかなか参考になるDIYではないでしょうか。

ありがとうございました!!

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