サンバーのフロントにデイライト装着

画像・コメント(太字部分)提供/yuutarou様


依頼シリーズ第18弾はスバルのサンバーです。
デイライトを作成して、装着してあげました。
本人の希望は「仕事で使う車なので、違反切符を切られないように」でしたので、
スモールを点灯するとデイライトが消灯するようにしてあげました。
取り付け位置もヘッドライトより下で左右均等なので特に問題ないでしょう。
また、会社の車ということなので、ここは地味に仕上げました。
見た目は地味でも明るさは十分で、ピッカピカであります。


装着して点灯した写真です。
ナンバーの横にピッタリ。長さも自由自在。
これはもう、2006年1月インプレッサの
デイライトからの人気商品ですね。(笑)


横からの視認性もあります。
デイライト本体は透明のアクリル角棒を使用し、
シャドー効果を出すのに側面と背面に
黒色クリア塗料を薄めて塗りました。
消灯時はほとんど目立たないようになりました。
正面は着色がないようにして、
LEDの光をそのまま放出できるようにしました。


質問があまりにも多かったので、回路図を載せときます。
これは、今回作成したデイライト本体になります。
12.5Vの電圧を加えると約105mAの電流が流れ、
LED1個当たり約13mAのアンダードライブ設計です。
使用したLEDはSHD−HBB01青砲弾型の5mmタイプで、
直列に3個接続したものを8列並べました。
配線は、バッテリーから直接出して車内のスイッチを経由するより、
ラジオやキースイッチから電源をとってエンジンルームに出したほうが、
線は1本で済むし、消し忘れも防止できるのでお勧めです。
消費電力は両方で約2.5Wなので、特に容量は気にする必要は
ありませんが、0.5Aのヒューズを入れたほうがいいでしょう。
(既に回路にヒューズが入っている場合は不要です。)


これは、今回作成した自動消灯回路になります。
動作は「b接点リレー」と同じで、今回は直接部品同士を、
半田付けして、シリコンゴム系の接着剤で固めました。
その上から収縮チューブを被せて、配線と一緒に束ねたので、
リレーのような取り付け場所を必要としませんでした。
水に浸かっても振動が加わっても完全に密閉されているので、
壊れにくいし、電線のように扱えるのでお勧めです。
FETを使用しているので、発熱もほとんどありません。
コンデンサやダイオード、10kΩの抵抗を省略しても、
動作はすると思いますが、安定しません。
100kオームの抵抗を省略すると動作しません。
今回は「2SJ471」というFETを使用しましたが、店頭に並んで
ない場合は、「2SJ334」や「2SJ553」が代用できます。
200mAを超える電流を流しますので、
普通の小型トランジスターの使用は避けたほうがいいかもしれません。
パワートランジスターについては使用してないので分かりません。
安全の為、「ACC電源(+)」とこの回路の間に0.5Aのヒューズを
入れたほうがいいでしょう。
(この場合、本回路とデイライトの間のヒューズは不要になります。)


点灯イメージです。
デイライト装着による運転操作の追加は一切ないのでラクチンです。
早朝の仕入れや、夕方の配達に威力を発揮しそうです。

車両側の配線は依頼者本人がやり、自分は作成したデイライトを、
強力両面テープで固定しただけなので、車両側の写真はありません。
楽して喜んでもらえたので今回はラッキーでした。(笑)



今回は回路図も付いて、DIYの参考にしやすい形でのご提供、
ありがとうございます〜!
薄型+ジャストサイズ、というのが最高ですね!!


いつもご丁寧にありがとうございました!!


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