E39イカリングLED化 PartW
〜5W+コリメータ+ファン付きヒートシンクの巻〜

画像・コメント提供「TOM」様
太字はTOM様のコメントです。


Luxeon5WでのBMWイカリングポジションバルブが完成しましたので、
嬉しさのあまり報告させてください。


Lo&FogのHID色とのアンバランスからしまりす堂様のBMW用9灯LEDの取付が始まり、
イカリングが黄色から白くなりナイスバランスに感激していましたが、
この度は白さのバランスから、イカリングをもっと明るくしたいと思い、
Luxeon5W+コリメータレンズにチャレンジしました。


部材が届いて、数日間は図面を書き、寸法とり等をし・・
加工開始から完成までに10時間以上かかったため、点灯の瞬間は感激でした。

この度の目的は、
(1) 万一のトラブル時に即座に元に戻せるようBA9s口金を使うこと。
(2) コリメータレンズを使い、受光部に点で照射させることにより、
イカリングのみがクッキリと強烈に白く光ること・・
ライト内部に拡散した光が入る場合、Loプロジェクターに光が混じり、
イカリングのみの点灯時にプロジェクターがほんのり黄色くみえてしまうため。

製作時に悩んだ(注意)点は3つありました。
(1) BA9s口金からLuxeonまでの間の管を丈夫にしなければ、
電球と違い、ヘッドが重たくなるため振動で破損の危険があること
→管はアルミ棒にし、+・−の電線はアルミ棒に穴を開けて
一部内部に通しました。アルミ棒はヒートシンクの役目も果たしています。
(2) 絶縁対策=管をアルミ棒にしたため、口金内部や貫通した電線が
リークしないかが心配でした→アルミ棒と電線は絶縁チューブで覆いました。
(3) 寸法→コリメータレンズトップから受光部までの間を3mmにするため、
口金〜アルミ棒〜ヒートシンク〜luxeon〜トップのコリメーターレンズまでの
部材の寸法を何度も計算しました。

使用した部材
※Luxeon5WStar ※コリメーターレンズ ※20W10Ωセメント抵抗 ※BA9s口金
※2W金属皮膜抵抗 ※アルミヒートシンク PC用ファン付きヒートシンク 8mmアルミ棒
※1A整流用ダイオード 耐熱エポキシ 1mm耐熱アクリルパイプ 耐熱絶縁チューブ
※は「しまりす堂」で扱いのある部材です。必要数は全て2個になります。
「5Wイカリング用セット」とお申し付けいただけましたら、すぐに揃えることができます。


抵抗やダイオードは全て外部取付にしています。


完成

外部ヒートシンクのファンにはセメント抵抗と
アルミパイプ内に固定した金属皮膜抵抗を挟んでいます。

 
点灯!! タバコの煙で光を確認!

2時間連続点灯しましたが、
心配していたソケット内部のヒートシンクやソケットの熱は
予想外にあまり熱くはなっていませんでした。
またLuxeonとコリメータレンズをつなぐアクリルパイプも、密閉してなく、
数箇所は穴を開けているためか、あまり熱は持っていませんでした。



イカリングはまるでFogのように前車を照らしています。


HIDのLo/Fogを点灯時でも曇り一つない真っ白なイカリングはクッキリと見えて、
明るさのバランスも手に入れることができました。
この製作にあたり、しまりす堂様の助言やLuxeonイカリングを取り付けられた方の
報告記事を参考にさせていただきましたことに感謝いたします。
今後とも宜しくお願いします。


・・・そして数日後、さらに以下のようなメールをいただきました・・・

ソケット内部のアルミヒートシンクの熱対策で、
ヒートシンクと外部ファンヒートシンクを
太めの電線で直結しました。
今までは、「あつっ」って言う感じで・・
Luxeonの耐久性が正直気になっていましたが、
手で触っても「暖かいかな?」
と感じる程度に冷却?出来ているので、
寿命も延びたのではないかと思います。
左が5mmLED×9個で、右がこの度作成の
Luxeon5W+コリメータレンズです。



やはりLuxeonの圧勝ですね!!
PowerLED恐るべし、です。


外部ヒートシンクの取り付け部は以下のようになっています。
 

何しろびっくりしたのが、ファン付きヒートシンクを使用されてるところです。
コリメータを使うというのもアイディアだなあと思いましたが、
ここまでこだわられたら完璧な白さ・明るさが手に入ると思います。
しかも冷却もばっちりですね〜!!
全てにおいて脱帽です!! 

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